今回のテーマ
こんにちは!
管理栄養士の内山です。
今回は、これから特に注意が必要な
「熱中症予防」についてお話しします。
熱中症とは、症状が重いほど死に至る可能性が高く、老若男女、誰もが起こり得ます。
ここで重要なのは、症状が出てから対処することではなく、症状が出ないようにする
「予防」なのです。
その為には、熱中症のメカニズムを少し知っておくのもおすすめです。
熱中症とは、
暑熱環境下において身体適応の障害によって起こる状態の総称です。
また、体温調整機能が十分でなくなってしまい体温が上昇してしまう機能障害です。
このことから、
こまめな室度や気温チェックがまず大切になります。
それ以外にも、見落としがちなものとして、
湿度チェックがあげられます。
気温が問題なくても、湿度が70%をこえてくると、体温調節している汗が蒸発してしまい、体温が上昇して熱中症リスクが高くなるのです。
発汗による体温調整ができていることも大切な予防手段です。
それでは、ここからは、予防手段について考えていきましょう。
前述では、発汗のお話をしましたが、出るものが多ければ、摂取することも大切になります。
水分補給は大切な予防手段です。
また、摂取のタイミングや種類についても理解していると良いでしょう。
摂取タイミングは3パターンあります。
まず1つ目に、通常生活している上で、
こまめな摂取が必要です。
できれば1時間〜2時間に1回のペースで摂取しましょう。
2つ目に
寝る前の摂取です。
お風呂に入った後は、約200ml(コップ1杯)、また就寝中も同等もしくはそれ以上の水分が失われるといわれています。
就寝中にこまめに摂取は難しいので、寝る前にコップ1杯〜2杯の摂取をおすすめします。
3つ目に、
運動や軽作業前、中、後の摂取です。
想像以上の水分が失われることを知っておきましょう。
前後では補えきれない部分がありますので、必ず作業中の摂取は必要です。
最後に水分の種類についてお話しします。
予防には、単なる水やジュースなどはおすすめできません。
ミネラルの含まれたスポーツ飲料を選びましょう。
また、よりおすすめは
OS-1やグリーンダカラなどの経口補水液やそれに見合った効能効果のある飲料です。
特に、運動時にはパフォーマンス向上にもつながりますので、しっかり摂りましょう!
水分補給の他には、しっかり汗をふき取れる大きめなタオルや速乾性のある下着など準備しましょう。
口渇感や体のだるさがあってからでは遅い場合があります。
そうならない為にも、みんなで注意しましょう。
特に、小さいお子様や高齢者がいらっしゃる方は、周りが注意することも大切です。
無理をせず、適度な行動を心がけましょう。
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